2009年01月11日
被災地ジオラマ製作(最終回)
だいぶご無沙汰してしまっているジオラマ製作ですが、そろそろ仕上げなくてはなりません。高い完成度を求めればきりがないのですが、一先ずこの辺で完成とします。
出来上がりはこんな感じです。
【実際の状況】
【ジオラマ】
【実際の状況】
【ジオラマ】
【実際の状況】
【ジオラマ】
ブログではサクサク製作が進んでいるかのように見えていたと思いますが、実際は試行錯誤の連続でした。しかし、そのおかげで、簡単に、材料費も抑えて作るコツがわかったような気がします。
本日、このジオラマを持って、栗原市栗駒に行ってきます。そしてジオラマの今後の展開についても話し合いたいと思っています。
▼こちらもよろしくお願いします▼
2008年12月05日
2008年11月28日
2008年11月12日
被災地ジオラマ製作(4回目)
前回の作業で不自然な緑色になってしまった部分を、今回は自然な感じにしていきます。使うのは鉄道模型用の「フォーリッジ・クラスター」です。
簡単に言えば、緑色のスポンジを砕いたヤツってところでしょうか。これで森を表現します。
(1)貼り付けたい部分に木工用ボンドを塗り、細かくちぎったフォーリッジ・クラスターを接着していきます。
こんな疑似“植林”でも結構大変なのに、実際の植林は本当に大変なんだろうなぁ?大崩壊した場所(冷沢)はずっとこのままにされるのかなぁ?と作業しながらふと思いました。
(2)フォーリッジ・クラスターを貼り付けた部分はこんな感じになります。
“植林”はまだまだ続く…
▼こちらもよろしくお願いします▼
簡単に言えば、緑色のスポンジを砕いたヤツってところでしょうか。これで森を表現します。
(1)貼り付けたい部分に木工用ボンドを塗り、細かくちぎったフォーリッジ・クラスターを接着していきます。
こんな疑似“植林”でも結構大変なのに、実際の植林は本当に大変なんだろうなぁ?大崩壊した場所(冷沢)はずっとこのままにされるのかなぁ?と作業しながらふと思いました。
(2)フォーリッジ・クラスターを貼り付けた部分はこんな感じになります。
“植林”はまだまだ続く…
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2008年11月10日
2008年11月09日
被災地ジオラマ製作(2回目)
(1)崩れた斜面を表現する為に、紙粘土を塗りつけていきます。
たまたま茶色の紙粘土を見つけたので、これをベースに使いました。
当初、バァーっと石膏で表面を覆ってしまおうかと思いましたが、イベント時に持ち出して展示する事を考慮して、軽くて割れにくい、紙粘土にしました。
(2)質感が出るように、歯ブラシで表面を叩きます。
次回も紙粘土の貼り付け作業を続けます。
▼こちらもよろしくお願いします▼
たまたま茶色の紙粘土を見つけたので、これをベースに使いました。
当初、バァーっと石膏で表面を覆ってしまおうかと思いましたが、イベント時に持ち出して展示する事を考慮して、軽くて割れにくい、紙粘土にしました。
(2)質感が出るように、歯ブラシで表面を叩きます。
次回も紙粘土の貼り付け作業を続けます。
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2008年11月07日
被災地ジオラマ製作
栗原市耕英地区の住民組織「くりこま耕英震災復興の会」の中で、ネットで情報を発信したり、「山にカエル!」復興ステッカーを作成・販売している、20-30代の若手男性グループ“Team Bikki(チーム・ビッキ)”。彼らは小学校時代の友達でもあるんですけど、復興に向けて様々な活動をしています。
その友達の依頼で「ジオラマを作れないか?」と…
どうやら、「土砂が大崩壊した現場の状況は写真でも中々伝えられないし、実際に見せたくても耕英地区には一般の人は入られない。」との事。
確かに地元の人にとっては、見慣れた風景ですから、どこがどのくらい崩れたのか、大体想像がつくとは思います。
しかし、初めて見る人にとっては、写真を見ただけではよく分からないかもしれません。
そんな訳で、見る人のイメージ化の助けになるようにと、ジオラマ製作を思いついたようです。
僕も一時帰宅時にその現場を見ましたが、谷が何かに切り取られたように無くなっていて、ただ驚いたとともに、地震の凄まじさを改めて認識しました。上の画像はその時に撮影したものですが、やはり、これだけでは全てを伝えられないかもしれません。
そんな友達の思いに共感した僕は、ジオラマ製作を引き受ける事にしました。
では早速、製作に取り掛かります。
(1)まず、国土地理院のサイトより必要な情報を収集。
現場の空中写真を印刷してイメージを脹らませます。
今回、製作する場所は耕英地区の中で冷(ひやし)と呼ばれる所です。
中央部あたりを東西に冷沢という沢が流れていましたが、谷一帯が全部崩れ、そこを通っていた道路「市道馬場駒の湯線」も流失してしましました。
(2)土台となる板(45センチ×30センチ)に、地震で崩壊する前の道路や等高線を転写していきます。
ちなみに色はテキトーで赤は道路、黒は沢、青は計曲線だっけ?です。今回、2万5千分1地形図をベースにしていますので、地形図同様、等高線を50メートル毎に太めて表現しています。
(3)盛り上がっている部分は、標高毎に発泡スチロール板を切り取って、それらを重ねて表現します。
(4)全てを重ね合わせ、ベースの板に接着します。斜面となる部分は面取りをして、自然な感じにしてみました。
次回は土砂が崩壊した斜面に取り掛かります。
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その友達の依頼で「ジオラマを作れないか?」と…
どうやら、「土砂が大崩壊した現場の状況は写真でも中々伝えられないし、実際に見せたくても耕英地区には一般の人は入られない。」との事。
確かに地元の人にとっては、見慣れた風景ですから、どこがどのくらい崩れたのか、大体想像がつくとは思います。
しかし、初めて見る人にとっては、写真を見ただけではよく分からないかもしれません。
そんな訳で、見る人のイメージ化の助けになるようにと、ジオラマ製作を思いついたようです。
僕も一時帰宅時にその現場を見ましたが、谷が何かに切り取られたように無くなっていて、ただ驚いたとともに、地震の凄まじさを改めて認識しました。上の画像はその時に撮影したものですが、やはり、これだけでは全てを伝えられないかもしれません。
そんな友達の思いに共感した僕は、ジオラマ製作を引き受ける事にしました。
では早速、製作に取り掛かります。
(1)まず、国土地理院のサイトより必要な情報を収集。
現場の空中写真を印刷してイメージを脹らませます。
今回、製作する場所は耕英地区の中で冷(ひやし)と呼ばれる所です。
中央部あたりを東西に冷沢という沢が流れていましたが、谷一帯が全部崩れ、そこを通っていた道路「市道馬場駒の湯線」も流失してしましました。
(2)土台となる板(45センチ×30センチ)に、地震で崩壊する前の道路や等高線を転写していきます。
ちなみに色はテキトーで赤は道路、黒は沢、青は計曲線だっけ?です。今回、2万5千分1地形図をベースにしていますので、地形図同様、等高線を50メートル毎に太めて表現しています。
(3)盛り上がっている部分は、標高毎に発泡スチロール板を切り取って、それらを重ねて表現します。
(4)全てを重ね合わせ、ベースの板に接着します。斜面となる部分は面取りをして、自然な感じにしてみました。
次回は土砂が崩壊した斜面に取り掛かります。
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